2013年7月27日土曜日

汚いブリュッセル。どうなってるの?

ベルギーのブリュッセル。
思い浮かぶのは、王室、チョコレート、ワッフル、ビール、小便小僧。どんなに美しい街かと思いきや、汚い。

オランダ・アムステルダムから電車に乗って、ベルギー国境を越えたら、何だか外の様子が変わってきた。
オランダでは青々と綺麗に茂ってた木々が、何となく茶色くなってボサボサで、手入れがされてないのは一目瞭然だ。

「ねぇ、何か汚くなってない?」
「うん、ホームに居る人達も汚いよね。」

そんな会話をしながら、ベルギーの首都「ブリュッセル」に泊まろうかと、列車を降りる準備をしながら外を見てると街が本当に汚い。薄汚れていて、ごみが散乱しているのが高架になっている電車からでも確認できるのだ。
車内から何気なく外を見下ろしていると、先日オランダで初めて見て知った、売春のお店「飾り窓」が、線路に沿って何軒も連なっていて、女の人達が何人も下着姿でウネウネしていた。

ここはブリュッセル・セントラル駅。
ベルギーの、いやEUの中心地じゃないの?

おかしいと思いながらも下車したら、やっぱり明らかにおかしい。駅には黒人とアジア人(と少しの白人)で占められていた。少しばかりウロウロしてみたものの治安が悪いのを嫌でも肌で感じてしまうのだ。
たんこぶは少し興味があったのだけど、Hさんは「気持ち悪い思いをするのは真っ平です。」という事で、次の電車に乗って移動しちゃったんだけど、ベルギーの中心地がこんな事になってるなんてビックリで、少し調べてみたところ、2013年6月のニューズウィークの日本版で、丁度下記のように記事になっていたのでした。
 

「汚い」と酷評された国際都市ブリュッセル

A City Divided Into Rich and Poor

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2013/06/post-2975.php


ベルギーの他の街に行った事のある人に聞くと、「とてもキレイだった」って言っていたので、これはブリュッセルだけの事かもしれません。
しばらく電車に乗るとフランスの国境。窓の景色は少しずつ普通の美しい景色に変わって行ったのでした。
ほんの少ししか見てないけど、大きな衝撃を受けたっていうお話。


 

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