2013年9月27日金曜日

パワースポット マウント・シャスタ

とある日のたんこぶのランチ・・・ステーキ&エッグス
アメリカのステーキ肉って臭みがなくて締まってて本当に美味しくて大好き。いつ噛みきったらいいのか迷う位の硬さが最高って言うと大抵の人に「えーっ?!」って言われるんですよねぇ。美味しいのに。
奥に見えるのはHさんベジタブルオムレツ。草食系。


さて、オレゴンからカリフォルニアに入りました。州境付近の5号線は幹線道路となっていて、景色が良い上、男前なトラックがたくさん走っててカッコいいわー。
 


オレゴンからカリフォルニアに入る時には検疫があります。カリフォルニアは他州からの果物の持ち込みが禁止されてるんです。リンゴ1個持っててドキドキする小心者(たんこぶ)。

さて、パワースポットとして有名なマウント・シャスタに行きました。

 

日本でも結構前からパワースポット巡りが流行ってますが、ちょっと変わった景観や建造物がある所に、パワースポットって形容詞を付けてるだけな気がしないでもないですが。(怒られそうですね。)
シャスタの街には石とかクリスタルを売るお店などが何軒かあります。(入りませんが)

そしてアメリカ人(特にカリフォルニアの人)もクリスタルとかメディテーションとかZENとかヨガとか謎めいた事が結構好きです。
やっぱり神秘的なんですかね?カリフォルニアには庭に仏像を飾ってる人が結構居るんです。可笑しいですよね。だって仏像って普通飾らないし。そもそも個人で持つもの?

そしてついでにシャスタ山に登ってきました。ふもとまで車で簡単に行けちゃうんです。
 

Hさん、騎馬立ち中段突きをしてみる
  
  
  

 

この辺りには色々トレイルがあります。中には映画「スタンドバイミー」で少年達が歩いていた電車のレールがトレイルになっている所もあります。(今でも使っているレールなので、轢かれないように気をつけましょう。)

アメリカ人に教えてもらったメディテーション・プレイス。シャスタ山に行く途中にあります。「ビューティフルよ」、と言われましたが、私にはよくわかりません。

マリア様?の背後にシャスタ山
 
 
 

何だこの円は? UFOを呼ぶとか?


前回(5年位前)はここら辺に湧く温泉に入って、Hさん全身かぶれて「カユカユ」になっちゃったんですよね。
今までここに2回来てて、何か特別良い事は無かったような気もしますが、今回もそうとは限らないですよ~。だってHさんが何かお願いしてましたから。

 

2013年9月25日水曜日

オレゴンの天使たち

 
あまりにも可愛かったので
 

写真を撮らせてもらったよ
 


オレゴン州シスターズ(Sisters)にいたSisterと若いお父さん。
この汚いピックアップトラックにチョッコリ乗ってるのがかわいすぎ。


オレゴン州には他にも天使がいっぱい
 

いるんです。
 
 


さて、話は変わって、オレゴン州で唯一の国立公園「Crater Lake National Park」に行ってきました。
 この湖、絵はがきのようにキレイなんです。が、

 
 
 
 
 
来てる人の半数位がインド人

西海岸にはIT企業が多いからかインド人が多いけど、インド人って国立公園が好きみたいで、ヨセミテにもたくさん居たなぁ。で、川べりに座り込んでみんなでカレー食べてた。Σ(゚Д゚;カレー臭ちょっと迷惑



さて、毎日何する事なく過ごしてたオレゴンですが、実は10日以上も居たんですねぇ。ここ、雨が多くなければかなり住み易い気がします。消費税無いし。
でも借りる予定のアパートが空いたので、サンフランシスコ方面に向かう事にします。
今のわたし達の心境はですね、本っ当に少し休みたい。毎日毎日明日泊まる宿探すのとか、荷物出したり入れたり出したり入れたりするのがいい加減嫌になってきたんですよ。しっかりご飯も作りたいし。もう明日の事だけじゃなくて、少し先の事も考えようじゃありませんか。未来の事とか(^∀^ヾホホホ

という訳で、しばらく移動はしないで、サンフランシスコ近郊に留まる予定。

 

2013年9月24日火曜日

ユージーンのヒッピー達

オレゴン州にヒッピーが多いのはこの間書いた通り。
特に Eugene(ユージーン)は全米で最もヒッピーに優しい地区なんだそうです。
(記事) 17 Best U.S. Cities for Hippies


ワタシはどういう訳だかヒッピーに惹かれるんです。
でもそれはヒッピーの思想ではなくて、その時代のファッションや音楽に惹かれてるだけなんですけど。
小さいころピースマークのTシャツや、ぽっくりサンダルを履いていた事や、家の壁が花柄だったり、床が黄色かったりした事もおぼろげですが覚えています。
That’s 70’s



たんこぶの初めての1人旅は、20数年前。
「このお金がつきるまで」と、確か30万円位握りしめて、バイクに乗って行先きを決めずヒッピーの如く北へ北へと向かったんですね。ロマンですね~。ただ季節が早くて他の旅人に会う機会はあんまりなくて、いつも1人だったんですけど、「今一人で旅しているワタシʕ→ᴥ←ʔ」っていうシチュエーションが嬉しかった事を覚えています。そんな自分に酔いしれながら、結局1か月半位でお金を使い果たしてしまいました。

今は若くないので、帰国後どうしよう~とか、年老いた親の事とか考える事が一杯有り過ぎて、若い時のように純粋に「 旅の事」だけを考える訳にはいかないので、若い時にする長旅っていうのは「箸が転がるだけで楽しい(=何しても楽しい)」って事だったんですよね、当時は気付かなかったけど。
ま、今はそれなりに色々経験してきてるので、何もかも楽しいっていう訳にはいきませんが、これは仕方のない事です。


Hさんの初めての1人旅は中学生の頃だそうで、「つんざくような北の海が見たい」と(変な中学生だな)、電車に乗って東京から北陸に行き、中学生なのにビジネスホテルに泊まった(あやしい子供)のを皮切りに、高校生では「地平線が見たい」と50ccオフロードバイクにテントを積んで北海道を一周したり(50ccなんて無謀だ)、10代でグレイハウンドバスに乗ってアメリカ横断したりと、たんこぶより遥かにワイルドな1人旅の歴史があります。

そんなわたし達なので、カリフォルニアやオレゴンでたまに見かける「子犬を連れた若い男子」が、ヒッチハイクなんてしていると、「お、いいぞ若者、頑張れ!」とかニコニコしながら応援しちゃうんですけどね。でも決して乗せないの。ごめんね。

そして冒頭にあげたEugene(ユージーン)に行ってきました。
ヒッピーに最も優しい街と言われてますが、この人達、街の真中に何十張りもテントを張っていて、ここに住んでいるようで、身なりが汚い(臭い)。地ベタに座り込んで、ヒッピーも度を越すとホームレスと見分けがつかないですねぇ。(っていうか、私達こそ本物のホームレスなんですけど)

みんな何を探しに来たのかな?こんな子がいっぱい。

こんなテントがいっぱい。


少し前にショーンペンが監督した「Into the Wild」という映画を知っているでしょうか?
これは実話を元にした話なのですが、裕福な家庭の青年が難関大学を優秀な成績で卒業した後、「このまま普通に生きていく事」に疑問を感じて全てを捨てて(貯金も全て寄付)何も持たずに旅に出るんですが、最後にたどり着いたアラスカで1人山にこもり、勿論食料は自前なので、間違えて毒キノコを食べてしまって死んでしまう、というとても悲しい話です。

死んでしまったら何もならないけれど、ユージーンでフラフラしてる人より、ストイックに何かを探してた映画の主人公の方が好きだな~、とふとこの映画を思い出した次第です。

 「Into the Wild」から

迷える青年は旅をする。






まぁ自分も当時ストイックな旅なんてしてなかったので、人様の事は言えませんけどね。でもユージーンのヒッピーは、せっかくの美しい街を群れを作って占領してるのが何か嫌だな、と思ってしまったんですよね。じゃ、来るなといわれるでしょうが。
わたしの思い込みかもしれないけどね。

2013年9月22日日曜日

何かカッコイイオレゴン州

何だかすっかりアメリカブログみたいになっている今日この頃。
今日はオレゴン州についてです。
 
 

膨大な数の観光客もサンフランシスコより北にはなかなか足を踏み入れる事はありません。(多分。)
カリフォルニアに来た事があっても、イチローのいたシアトル(ワシントン州)に来た事があっても、その間にあるオレゴン州に来た事のある日本人はそんなに多くないのではないかと思います。

そんな日本人にはあまり馴染みのないオレゴン州ですが、実は地味だけどちょっと光るいぶし銀みたいな州だとワタシは個人的に思うんですね。


 
 

1960年代以降、アメリカで一大ムーブメントを引き起こしたヒッピームーブメント。全米から自由な暮らしを求める人達がオレゴン州に移り住んできたという土地柄だけあって、最もリベラルな州のひとつと言われています。
保守的な中西部に対して、ワシントン州、カリフォルニア州と共に「Behind of Redwood curtain(レッドウッド・カーテンの向こう側)」と称されているんだそうです。(うん、その感じわかる。)
一つだけカリフォルニアと違うのは、見かける人種がほぼ全員白人な事。(Wikiによると住民の78.5%が白人)
 
レッドウッドカーテンの向こう側の自由。


全米で最も環境に優しい州で第1位に選ばれたり、事の是非は置いておいて、1994年にはいち早く尊厳死法が制定されたりもしています。(2009年にはワシントン州も制定されました。)
あ、オレゴン州には消費税も無いんでお財布にも優しいですね。

そんな何となく自由なオレゴン州ですから、他の地域より、より多くのヒッチハイカーや流れ者を見かけます。おじさんヒッチハイカーなんて何か憐れなので乗せてあげたいな~、なんて思う事もあるけど、やっぱり恐いのと汚い気がしてそれは出来ないんですよね。

休みの日には、自転車やカヌー、ボートを積んだ車で移動して大自然を満喫する姿を見て、このライフスタイル、心から羨ましいと思いました。本当にどこもかしこも緑と川です。
 
いいな~ 

こんなのばっかり

 で、オレゴン州に何しに来たかっていうと、特に何もする事ないんですよね。来るの3回目だし・・。
でも良く考えてみると、「世界一周」とか聞こえはいいけど、実はどこ行っても、ただブラブラしてるだけなんだよねぇぇぇ(。◕ ∀ ◕。)へへ(汗)
さ、ちょっとハイキングでも行きましょうか。

山をブラブラ
 
 
 
馬で登場。羨ましすぎる。
 
 
今日のランチ
 
 
自然も多いし、可愛い小さな街もある。ちょっとオシャレなオレゴン州、ここ住みたい!って思ったけど、雨が多いのがちと残念ですな。

 
 

2013年9月21日土曜日

アメリカでスバル自動車が売れている

カリフォルニアから北へ向かってオレゴン州に入りました。

「SUBA GURU」SUBARU SPECIALISTっていう看板を発見。
どうやらスバル自動車の導師って言いたいみたいですよ。
丁寧に仏像(グル?)みたいな絵まで描かれています。


でもね、このスバ・グルを見てから、やたらスバルの車が目に入るんですよ。あそこにもここにも。
ん?おかしい。これはハンガリー・ブダペストを走る車がスズキ自動車ばかりでビックリした時と被る。
頑張れスズキ~ブダペスト

テネシーではやたら日産ALTIMAを見たし、サンフランシスコ周辺はプリウスとレクサスがいっぱいだし。
スバルも何かの戦略でしょうか?

調べてみると、スバルの車は元々アメリカの山間部では売れていたようですが、ここ最近はニューヨークやロサンゼルスなどの都市部にも広がりを見せてきたようで、4年連続で売上げを伸ばしているらしいのです。スバルファンは自らを「スバリスト」と呼んでいて、特にアメリカには熱狂的な「スバリスト」が多いんだそうです。日本でもニュースになってたようですね。私は知らなかったけど。

(記事) 今、米で一番元気なメーカー、スバルが大増産
http://jp.autoblog.com/2012/11/29/subaru-to-raise-us-production-from-130-000-units-to-300-000-by-2/

何でも、北米のスバルオーナーの平均世帯収入は88,000㌦(880万円位)で、これはホンダと同じで、トヨタより1万ドル多いそうです。で、大卒である可能性が他より25%高いというデータがあり、顧客は大学教授などのインテリ層や富裕層に多いようです。

また、1億5400万㌦をアメリカで年間の広告に費やしていますが、これは販売台数が同じくらいのフォルクスワーゲンより1億㌦少なく、ヒュンダイの1/5だそうです。(ちなみに一番広告費を使うのがGMの22億㌦)
売上げの一部を寄付する事を訴えたり、安売りをしないところも格好良いですね。
何かスバルが欲しくなってきました。(この戦略に早速乗りそうになるワタシ)

これはSUBARUアメリカのコマーシャル。色々なバージョンがありますが、運転手はいつも犬!これはスバルの所有者の半数以上が犬を飼っているからだそうです。




もうすぐスバルから待ちに待ったハイブリッドカーがお目見えするようです。更に新しい熱狂的な「スバリスト」が誕生するんじゃないかと、これから行方を見守っていきたいと思います。

 

2013年9月19日木曜日

アメリカで安いもの、高い物

全ての国で予想外に高かった物・・・それは洗濯


わたし達の荷物は、各自大きなバックパック1つだけ。
着替えはシャツ類、下着、靴下が各5セットしか無いので、4日に1度位洗濯をしなくてはいけないんですね。
で、世界の洗濯にかかる費用が高い
(手洗いしろ!と突っ込まれそうですが、油汚れが取れないから嫌だとHさんが拒否するんで。)
洗濯料金は平均すると、だいたい日本円で800円~1,000円位。これが4~5日に1度だと正直つらいです。
ベトナムやイスタンブールはコインランドリーが無かったので、仕方なく洗濯屋さんに出したのだけど、あの物価で1,000円近くの洗濯代って気分的に2,000~3,000円位取られた気持ち。(あ、でもエジプトはどんな扱いされるかと思うと不安になったので自分で洗いました。)

でもアメリカは安いんです!
アメリカではアパートに洗濯機が付いてない所が多いので、街のどこでもコインランドリーが見つけられて洗濯&乾燥で3㌦~4㌦位で出来ます。これは本当に助かるんで、アメリカに居る今は、ストレス無くせっせと洗濯してます。

そしてアメリカでもう1つ安いのが水。
こんな ↓ 500mlペットボトルが35本入って何と4.99㌦です。1本あたり10円ちょっとで買えるんですからね。ニュージーランドやデンマークではこの500mlの水が、1本300円近くしてたんですけど、どんな訳でそんなに高いのか説明してほしいですよ。全く(○`ε´○)プンプン!!
 

 

でもアメリカではティッシュやトイレットペーパーが高いんですね。
日本では12ロールで298円位~買えると思うんでが、アメリカでは下の写真24ロールで13㌦(1,300円位)もします。トイレットぺーパーで1,000円以上払うのってすごい抵抗があるんですよねぇ。
アメリカの紙製品が高い訳は、紙の原料、木を植える為のお金が含まれているって聞いた事があるけど、本当かどうかは不明です。今度アメリカ人に確認してみますよ。



ですが、世界のエコノミーなホテルに付いていないボックス・ティッシュー。日本ではどこでも付いてるのが常識ですが、アメリカでもどのモーテルにも必ずといっていい程常備されています。助かるわ。

他にもビールが安いとか映画が安いとか色々ありますが、私が今回本当に言いたかった事、それは
世界の洗濯代ってボッタクリじゃない?という事でござんした。

 

2013年9月18日水曜日

カリフォルニアの北

 
サンフランシスコからとりあえず北へ向かっています。
北のカリフォルニアにはいい所がたくさんあるんですよねー。
じゃ、ちょっと写真だけ。

 

 葡萄畑とワイナリー
 


ジェームス・ディーン主演映画「エデンの東」撮影地 Mendocino


 


カリフォルニア沿岸にはたくさんのレッドウッドが生息しています。
 
 
 
 
で、こんなのもある
 
 ペリカンとおじさん
 

2013年9月17日火曜日

景気良いみたいですねカリフォルニア

今お世話になっている早苗さんの家は、サンフランシスコから南に約70kmのサンノゼ(San Jose)という所にあります。この辺りはシリコンバレーと呼ばれ、世界に名だたるIT企業(Apple・Google・Yahoo・Facebook等)の本拠地として大変有名な地域です。
 

 
 全米最大の中華街があるサンフランシスコのアジア人比率は30%で、ほとんどが中国人と言われています。
で、サンノゼの非アメリカ人比率はもっとすごい事になっていて、右を見ても左を見ても白人ではない外国人だらけ。中国人だけじゃなくて、インド人、ベトナム人もとても多くて、私も違和感なくすーっと溶け込めちゃうわ。こんなのって世界のどこにも無い特殊な場所じゃあないかと思います。

早苗さんと日曜日のファーマーズマーケットに行ってみました。何がすごいって?
買い物してる人が全員アジア人!全員ですよ!
ここはどこ?


 そしてアメリカが息を吹き返してきているんでしょうか。

10%を超していた失業率は7%台まで下がったとテレビのニュースで言っていましたが、それを証明するように、サンノゼでは次々と新しい建物が建っていて、高額な家もどんどん売れているって話。
 




ふぅぅぅうううん。そっか。
ヨーロッパじゃまだまだ全然不景気だったけど、アメリカはいつの間にかこんな事になってたんですね。
「家賃もFoodも何もかも値上げしてて大変」とベイエリアで暮らす知り合いが嘆いていました。
うん、確かにホテルの値上げもすごい。「こんなところ30㌦でも泊まりたくないよ」、っていう所でも平気で100㌦とか言っちゃって何様のつもり!!と思ったし。

さて、わたし達は初対面の早苗さんのお家に2泊しています。早くアパート決めなきゃ!って思ってたら、丁度良さそうなのがあったので早速見て決めてきました
だーけーどー・・・入居できるのが2週間後からなんだって。
仕方がない。またもや放浪の旅に出なくてはならなくなりした。せっかく一休みできると思ったんですけどね。ちょっと休ませて。

と、いう訳で明日からは針路を北に向けて出発です。行先は未定。

今回お世話になった早苗さんとデイブ。
早苗さんはアメリカに来て40年になるそうです。笑顔がステキで多分いつまでもかわいい人なんだろうな~。デイブは月曜日に自分でラジオ番組をもっていて、わたし達に収録した番組を聞かせてくれました。が、アメリカの政治の話題なんてワタシには到底無理ですよ。すいませんねぇ。
旅行が大好きで、今は大きなキャンピングカーでワンコ連れで遠出しているんだって。羨ましいね。
 


 本当にありがとうございました。