2013年11月25日月曜日

数字を勉強して行きましょうブエノスアイレス

わたし(たんこぶ)は旅行に出る前に1年間スペイン語を習ってきたんです。1年間も勉強したなら、ずい分役に立ってるんじゃないかと思いきや、「ホントに何やってたんだ自分?」と疑いたくなる程全然だめ。
でも中南米に入ったらホテル以外で英語がほとんど通じないから、便りになるのはワタシのスペイン語。(と身振り手振り)。←こっちが主流。

だけどブエノスアイレスの人、こっちがスペイン語わかんないと思ったら平然と騙すんだよねーお金。
たとえば、「クアントエス?(いくら)」って聞いて、いきなり「セセンタイシエテペソ」って言われても、これを67って変換するのに少し時間がかかるんですワタシ、で100ペソ払うと、だいたいお釣りが10ペソ位少なかったりするのに気づくのはその場を離れてから。(わからない自分が悪いのはわかってるけど)。
数字が3ケタだった日には1分位必要だな。
あと平気で金額を上乗せしてきたり。
さすがにこういうお金誤魔化しが何度も続くと嫌気がさしてくるんで、買い物はレシートの出るカルフール、ご飯は年配のオジサン(カマレロ)の居るカフェにしか行きたくなくなっちゃいました。
逆にスペイン語が全くわからない方が騙された事に気付かなくて楽しく過ごせたかもなー。

ま、そんな事は置いておいて。
ある晩、道を歩いてたら何やら人だかりが。行って見ると、道端でタンゴをやっていました。タンゴは何年か前にテレビでゴルゴが踊っていたのしか知らないので、本物を見てみたいと思ってたので丁度いいや。

ゴルゴのが面白かったりして 


 タンゴが生まれたのは、19世紀末頃のブエノスアイレスの貧しい裏街だった「ボカ地区」と言われていて、労働者や娼婦たちのたむろするカフェで,ギターを伴奏に踊られていたのがタンゴだったそうです。
ボカ地区は観光地にもなっているので早速行ってみましたよ。

建物がカラフルに色分けされていて独特です。でもこのボカはカミニート地区という所以外が危ないと言われているので、実際は15分位で見終わっちゃうところ。好き好きだけど、個人的にはただの汚い観光地?って感じ。ボカ地区よりも、ここに来るまでの観光客の立ち入れなそうな街の方が興味深かった。


 
 


レストランではタンゴが演奏されていますが、タンゴはこの間見たのでもう良いので、ちょっとお茶を飲んで帰りました。お会計は60ペソ。100ペソ払って40ペソのお釣りのはずで、10,20,30,40と数えながらお釣りをもらったんだけど、店を出てみたらお釣りの10ペソの内、2枚が5ペソ札にすり替わってました。
はぁ、セコイわ~。何度も何度もやる事がみみっちいよ。早くブエノスアイレスから出たい。


昔、薄暗い港町のさびれたカフェで踊られてたタンゴはさぞ美しかったろうと思います。
きれいな所で踊られてるタンゴは残念ながらあまり響かなかったよ。

何だかんだと文句を言いながら、ブエノスアイレスに1週間滞在しました。ステーキが美味しくて、オシャレで(個人的には世界一かも?と思った)カフェ文化が楽しかった。颯爽とした人が多くて、自分もTシャツなんか恥ずかしくて着られなかったなぁ。どういう訳だか背筋を伸ばして足早に歩きたくなる街。
もう来ることは無いだろうけど、もし来たら服をしこたま買いたい。

明日はアルゼンチンの長距離バスに乗ります。13時間かけてアンデス山脈を超えてチリ方面に向かいます。豪華で有名なアルゼンチンの長距離バス。ちょっと楽しみ。

 

アルゼンチンの人気サッカーチーム「ボカ」のスタジアムに居た子供達
 


 

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